スズミチです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は2011年8月に
AKGから発売されたC214。
長らくC214を使用しているので
そのレビューをしていきたいと思います。
AKG C214 について
C214とはAKGから2011年8月に発売された
単一指向性のコンデンサーマイクになります。
主にはボーカル用マイクとして使われますが
ギターやパーカッションなどの
アンビエントマイクとしても
問題なく使用できますマイクです!
AKG C214-Y4との違い
2021年にC214-Y4というモデルが発売されました。
仕様としては今回紹介するC214と同一で
保証期間の違いのみとなっております。
(C214-Y4の方が保証期間が1年ほど長いですが
価格も数千円高くなっている)
AKG C414と簡単な比較
指向性の変更、PAD(音量感度を下げる機能)、
ローカットの選択が
出来なくなっているモデルですが、
その他には違いがなく一緒のダイアフラムが
搭載されていて価格は約半額なので
使用用途によっては
かなりのコスパを発揮するモデルのため
現在でもロングセラーの
コンデンサーマイクです。
マイクの指向性
大きく分けて
3つのマイクの指向性があります。
■無指向性 (Omunidirectional)
全ての方向から同じ感度で音を拾う
■単一指向性(Unidirectional)
ひとつの方向からの感度が特に高く、
無指向性マイクよりフィードバックに強い
■双指向性(Bidirectional)
正面または背面からの音に対して
同等の感度を持ち、
側面からの音に対して感度が低くなる。
スペック
AKG C214の外観
※購入してしばらく経つため箱がありません。
↓丈夫なケースです。
↓中身はこんな感じです。
内容物
・マイク本体
・マイクホルダー
・マイクカバー(ポップガード)
+(ケース)
↓ケース開け口部分
↑ガッチリ固定できます。
↓マイク本体表裏
↑写真左下:PADスイッチ※
↑写真中央:ケーブル差込口
↑写真右下:下にするとローカットできる。
※PADスイッチ
音源のボリュームが大きい際に
-20dB感度を下げることのできる。
↓マイクカバー(ポップガード)
使ってますのでボロボロです(笑)
↑右:使ったことのない変換ネジ。
↓マイクホルダー
素材はプラスチックです。
↑通常のマイクスタンドに取り付けられる。
接続してみた
↓設置をしたところこんな感じです。
↑↓座り唄いの場合のセッティング。
↓作りはしっかりしてます。
感想-スズミチ切り!-
よかった!
・音質は綺麗めで力のあるサウンド
・声を張る系の人に向いているマイク
・ギターとの相性もよくいい音質です
・ケースが頑丈で安全性が高い
ダイアフラムが搭載されているので
コストパフォーマンスは高く
使用した感想としては音は綺麗めで
力強いサウンドでした!
グラフの記載があるように(下記表)
ハイ(高音)が高く出ているような印象で
きらびやかなサウンドなので
女性やハイトーン気味の男性の声には
かなりマッチすると思います!
またハイが高めに出ているので
シンバル系の音を録るのにも向いています。
逆に周波特性を見ると(ローカットをすると特に)
楽曲や楽器によっては低音が不足するので
声が低い男性が歌うと
低音が不足するかもしれません。
またPADスイッチで音量感度を設定できるので
声や楽器の感度(音量)が大きければ
-20dBのスイッチで調整することもできるので
ボーカルマイクに限らず、
ギターやパーカッションなど
幅広く使えるマイクでした。
上記にも挙げました低音が不足気味なので
低音がほしいな…という人は
もしかするとAudio technica AT4040の方が
オススメかもしれません。
(AT4040はフラットな音質)
ちなみにマイクのケースは頑丈で
耐衝撃など安全性は高いです。
結構密閉されるので
湿気もそれなりに防げます。
(あくまでそれなりなので注意はしてください(笑))
ケースは大きめとは思いますが
取っ手が付いているので
手持ちする時の持ち運びには便利。
…バックなどに詰める場合は
逆に邪魔かもしれませんが(笑)
まとめ
この価格帯でのコスパがかなりいいです!
C214はボーカルや楽器など幅広く使える
綺麗めな力強い高音の重視の
コンデンサーマイクがほしい人にオススメ。
逆にマイクにクセがなく
フラットな音質がほしい人には
AT4040の方がオススメかもしれません。
また、なにかあれば追記したいなと思います。
ひとまずレビュー終わり!