スズミチです。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は2015年3月に
Rupert Neve Designs
(ルパート・ニーブ・デザイン)から
発売されたRNDI。
音楽機材である、
RNDIをしばらく使用していたので
そのレビューをしていきたいと思います。
Rupert Neve Designs RNDIについて
RNDIとはRupert Neve Designsから
2015年3月に発売された
アクティブトランスDIになります。
※DI = ダイレクトボックス
DIはレコーディングや
ライブの時に使用する機材で
(ライブハウス側で使用するケースが多い)
内容に関しては下記にまとめました。
DI(ダイレクトボックス)とオーディオインターフェースとは(違い)
よく音楽機材にて聞くこの2点ですが
目的も種類も両方
全く違うものとなっています。
DI(ダイレクトボックス)
インピーダンス(impedance)と言われる
電気抵抗を抑えミキサーや
オーディオインターフェースに
最適な電気抵抗を送る機械です。
…エレキギターなどインピーダンスが高いため
DIで楽器本来のサウンドをロスなく
バランスよく伝えることを目的としたもの。
要はレコーディングの時などに
楽器本来の音を綺麗に
PC(DTMソフト等)やミキサーに伝えるもの。
※キーボードやシンセサイザーの中には
インピーダンスが同じくらいのものもありますので
DIを使用せずに使うことも可能です。
→ライブではDIを差すケースがありますが
それはステージからPAまでの距離で
ノイズが乗らないようにするために使用しております。
オーディオインターフェース
マイクやギターなどのアナログ信号を
PCなどのデジタル機器に
音を取り込むために変換をする機械です。
RNDIの主な9つの特徴
①革新的なダイレクトトーン
サウンドに輝きをもたらします。
②広大なヘッドルーム
楽器や業務機のライン出力に対しても
余裕のある+21.5 dB uのインストゥルメントモード。
+41.5dB uのスピーカーモードの場合は最大1000Wの
パワーアンプのフル出力に対しても適切な変更を行う。
③スチール製のクラムシェルシャーシ
鉄製の頑丈な造り。
ゴム足はショックアブソーバーの役割もある。
④様々なソース入力に対応
2MΩ仕様のディスクリートFET入力と
余裕のあるヘッドルームによって、
さまざまなソースを入力して変換することができる。
⑤長いケーブルの引き回しも安心
50Ω以下の低インピーダンス
トランスフォーマーカップル出力によって、
長距離のケーブル引き回しの際にも
高域の損失を最小限に留められる。
⑥1/4インチ端子のスルー出力
インストゥルメントモードでは楽器用アンプ
スピーカーモードではスピーカーキャビネットの
入力に接続します。
⑦クラス最高峰の安定した位相
すべての周波数帯域で位相変化は最小限に抑えられる。
サウンドは、バランスよく自然なものになる。
⑧グランドリフト
ノイズなどの問題を解消するために、
リアパネルにグランドリフトスイッチを装備している。
⑨ファンタムパワー駆動
電源はスタンダートな
48Vファンタムパワーにより動作。
電源供給されている場合は、
フロントパネルのLEDが青く点灯。
スペック
Rupert Neve Designs RNDIの外観
※購入してしばらく経つため箱がありません。
↓裏面には滑り止め 兼 ショックアブソーバー。
表面差込口。
スピーカーモードと
インストゥルメントモードの
切り替えできるスイッチがあります。↓↓↓
※詳細は次項目接続方法参照。
↑裏面。
アウトプット差込口と
グランドリフトスイッチ。
※ノイズが発生している場合はLIFTに切り替える。
↓重量は803gありました。
↓ iphone 12 proとサイズの比較。
接続をしてみた
↓設置をしたところこんな感じです。
※Focusrite Clarettと接続しました。
(オーディオインターフェース)
↓スルーしてみました。
接続方法
主な接続例を下記に記載致します。
感想-スズミチ切り!-
よかった!
・音はクリアで元の音質以上出ているイメージ
・レコーディングに向いているサウンド
・作りが頑丈で品質が良い
RNDIを繋げて接続をすると
ギター音質はよりよく聴こえました!
個人的な感想として、
機材の持ち味を再現するというより
(生音に近いというか) 悪い箇所を薄めて
機材の良さを引き上げてくれるような音です。
楽器の良さをちゃんと出せるので
レコーディングで使用した際には
この音質をベースに音をいじれるので
作業が楽で結構この音質に助けられました。
また製品自体もスチール製の
頑丈なボディのため品質的にも
壊れにくいので取り扱いはすごく楽です!
上記のオーディオインターフェース、
DI(ダイレクトボックス)の説明通り
宅録をする時などレコーディング時に
音質良く録りたい場合にオススメです!
※昨今ではPCソフト側のアンプシミュレーターの
クオリティも上がっているので
オーディオインターフェースに直差しでも
問題ないと言えば問題ないです。
※オーディオインターフェース側も
ギター等の入力に対応しているもので
性能のいいものであれば音質よく録れますが…
対応していない場合や、性能が悪いものであれば、
演奏時に音の反応が悪かったり、ノイズなどの
違和感が出てしまうので必要か必要じゃないかは、
ご自身が使用している設備を確認してみてください。
まとめ
RNDIレコーディングに向いているDIです。
音も綺麗にまとまってくれるので
宅録等でワンランク高い音質で
録りたい人は一度チェックしてみては
いかがでしょうか。
また、なにかあれば追記したいなと思います。
ひとまずレビュー終わり!