皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕は100種類以上のゲーミングデバイスや
ガジェット関係を使用して
レビューしているスズミチと申します。
今回は2020年11月1日に
SHURE(シュア)から発売された
使ってみたので
そのレビューをしていきたいと思います。
先に結論!
・XLR接続とUSB接続の2つができて便利
・クセがなくクリアな音質
・ダイナミックマイク特長の丸みのある音
・広範囲で音を拾わないので配信場所で
他の環境音が気になる人にオススメ
・USB接続の場合、本体と専用ソフトで
音量や音質などを設定ができるが
EQは微妙な変化しかない
・マイク本体にヘッドホンが差せて
音声もモニタリングできる
・マイク本体のUSB差込口がMicro USB Type B
先にざっくり結論を書きました。
詳細は下記目次の感想に記載しています。
- SHURE MV7について
- スペック
- SHURE MV7Xとの違い
- コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い
- マイクの指向性
- SHURE MV7の開封と外観
- 設置をしてみた
- ShurePlus MOTIV Desktopを使ってみた
- 感想-スズミチ切り!-
- まとめ
SHURE MV7について
SHURE(シュア)から2020年11月1日に
発売されたダイナミックマイクになります。
主な特長は下記の通りです。
①音質へのこだわり
Shureの技術で周りのノイズを排除して
声だけを正確に収音して
特殊な音響施工なしでも
スタジオ並みの音声収録が可能です。
②2つの接続方法
MV7はブロードキャストや音楽業界で
広く使われているダイナミックマイクの
SM7Bの特長を受け継ぎ、
ローコストで作られたモデルになり、
PCに直接接続できるUSB接続と
オーディオインターフェース繋いで接続する
XLR接続の両方に対応した
ダイナミック型のマイクになります。
③ヘッドホンモニタリングと調整機能
マイク本体には
3.5mmヘッドホンジャックも搭載していて
音声のモニタリングができたり
タッチパネルでゲイン、ヘッドホン音量、
モニターミックスなどを調整できます。
④アプリ対応(USB接続時)
USB接続の場合デスクトップアプリの
ShurePlus MOTIVを使うことでき、
マイクゲイン、モニターミックス、EQ、
リミッター、コンプレッサー、
オートレベルモード、マイクとの距離を
設定などをすることできます。
またボイストーンをダーク、ナチュラル、
ブライトと3種類から選ぶこともできます。
⑤iphone機器にも対応(別売りケーブル必要)
別売りのAMV-LTGケーブルを使えば
iPhoneなどのアップル製品を
Lightningデバイスに直接接続して
携帯端末から録音することができます。
またMV7はMFi認証取得済です。
※MFi認証…他社(サードパーティ)製の
アクセサリとアップル製品との互換性を
保証することを示すもの
⑥カラーバリエーション
カラーはシルバーとブラック、
Amazon限定カラーでホワイトと
合計3色から展開されているので、
自分の環境や好みで選ぶことができます。
⑦その他
気になることがあれば
メーカーサイトを見てみてください。
スペック
SHURE MV7Xとの違い
MV7シリーズには
今回紹介するUSBとXLRの接続と
本体にはタッチパネル、
ソフトウエアを内蔵しているMV7と
XLRケーブルのみに対応したMV7Xと
2種類ラインナップされています。
特にUSB接続をしないで、
オーディオインターフェースで
音質の調整を行うならMV7Xの方が
コスト的に安くてオススメです。
コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い
マイクには一般的にコンデンサーマイクと
ダイナミックマイクの2つがあり、
簡単に下記に違いをまとめました。
※今回紹介のSHURE MV7はダイナミックマイクです
ダイナミックマイクの特長
■電源が不要なので接続すれば使用できる
※オーディオインターフェースや
PCなどの接続が必要ではあるが
■丈夫で耐久性に優れている
■周りの音を拾いにくく、
ノイズをあまり拾いにくい
■コンデンサーマイクと比べ安価
◇マイク感度がコンデンサーと比べ低いので
レンジが広い高音質な
レコーディングをしたい場合には不向き
まとめると…
バンド演奏時に周りの楽器の音がある時は
ダイナミックマイクがオススメ。
また配信などで使用する場合、
広範囲で音を拾わないので
配信外で別の音が聞こえていたり
他に家で誰かがいる場合は
個人的にはダイナミックマイクがオススメ。
コンデンサーマイクの特長
■広範囲で音を拾ってくれるので
複数人で声を録りたい時にオススメ。
■感度が高くレンジが広いので
高音質で音を録ることができる
(レコーディングで使う場合は感度がいいので
ポップガードなどがあるといい)
◇電源供給が必要になる
※USB接続のコンデンサーマイクなら
PCから電源を取ることはできる
◇感度が高い反面、ハウリングが起きたり、
ノイズや雑音を拾いやすい
◇価格的傾向としては高めになりやすい
まとめると…
高音質で音声を録りたい場合には
コンデンサーマイクがオススメです。
感度がいいがゆえに静かな場所…と
環境は限定されてしまいますが
音質よく録りたい人にオススメです。
↓コンデンサーマイク代表例
マイクの指向性
大きく分けて3つのマイクの指向性があり
参考で記載します。
※今回紹介のMV7は単一指向性です。
■無指向性 (Omunidirectional)
全ての方向から同じ感度で音を拾う
■単一指向性(Unidirectional)
ひとつの方向からの感度が特に高く、
無指向性マイクよりフィードバックに強い
■双指向性(Bidirectional)
正面または背面からの音に対して
同等の感度を持ち、
側面からの音に対して感度が低くなる。
SHURE MV7の開封と外観
↓外観です。
↓ウラ面です。
↓中身はこんな感じです。
内容物
・マイク本体
・USB Micro B – Aケーブル (3m)
・USB Micro B – Cケーブル (3m)
・5/8-3/8変換ネジ
・説明書など
外観
外観を見てみましょう!
↓マイク各アングル
↓マイク背面には各ケーブルの差込口と
モニタリング用のヘッドホンの
差込口があります。
↓ネジ穴5/8から3/8へ変換する
ネジが付属しています。
↓付属のケーブルは3mで
Micro USB Type BからType A、TypeCに
接続ができるケーブルが付属しています。
※XLRケーブルは付属していません。
↓重量を測ったら下記の通り
↑マイクのみ:403g
↑マイク+コネクタ:554g
設置をしてみた
マイクを設置してみました。
まずはXLRケーブル(別売り)にて
YAMAHA AG03mk2に接続をしました。
↓設置をしたところこんな感じです。
XLR接続の場合はマイクの他に
AG03mk2などのような
オーディオインターフェースがないと
音を出すことが出きません。
↓ちなみにカメラアームのコネクタは
1/4サイズのネジ穴が多いので
その場合は1/4→5/8や3/8サイズの
変換コネクタが必要です。
USB接続をすればマイクが光ります。
XLR接続と比べてマイクを直接PCなどに
差せるためマイク単体で
気軽に接続することができます。
↓
↓USB接続時にマイクの部分を触れると
マイクミュート、モニター切替、
音量調整を行うことができます。
ShurePlus MOTIV Desktopを使ってみた
専用ソフトをインストールすると
USB接続時のマイクの音声の
調整をすることができます。
↓オート、マニュアルの2通り設定できます。
↑言語設定で日本語にすることも可能です。
↑マニュアルで作った設定を
保存することもできます。
感想-スズミチ切り!-
よかった!
・音質はクセがなくダイナミックマイクっぽい
クリアで丸みのある音質
・家や部屋で他で鳴る
環境音が気になる人にオススメ
・USB接続の場合、本体と専用ソフトで
マイク音質や音量など調整することができて便利
また背面にヘッドホンを差して音を確認できる
・接続方法がXLR接続とUSB接続ができて便利
少し思うところ
・接続上問題はないがマイク側の
USB接続端子がType Cの方がよかった
・専用ソフトのEQの変化が少ない。
(音質はいいので特に変化させる必要がないが…)
SHURE MV7の感想は上記の通りです。
使ってみた感想としては
ダイナミックマイクのため
マイク付近での音しか拾わないので
周りの環境音が気になっている人には
非常に使いやすいマイクでした。
マイク音質
音質としてはクセのない
バランスの取れたサウンドです。
またクリアでダイナミックマイク特長の
丸みがある音で使いやすかったです。
機能
USB接続の場合、専用ソフトにて
音質のコントロールもできるので
自分の声に合わせたり好みのサウンドに
調整することができて便利です。
個人的には使ってみた感想として
EQは微妙な変化しかないので
劇的に音質を変えたい人には不向きです。
(音質を変えたいと思うほど
悪い音ではないので問題ないと考えます)
※XLR接続の場合はAG03のような
オーディオインターフェース側の
ソフトで音質の設定ができるので
使う機器によっては問題ないと感じます。
またUSB接続では
マイク本体にミュート機能や
モニター切替、音量調整などもでき
マイクのみで色々なことができるので
使いごごちもよかったです。
その他
マイク背面にXLR接続とUSB接続の
2通りの接続ができて
自分の環境に合わせて使うことができます。
またマイク本体にヘッドホンを
差すことができ音をモニタリングして
確認することもできるので便利でした。
若干ですが気になったのは
USB接続の場合、
マイク本体に接続する端子が
Micro USB Type Bになることです…。
ケーブルも付属もしていて
外すわけではないので問題はないですが
USB Type C – Type C、Type Aの方が
個人的には嬉しかったです。
※USB Type Cの方が耐久性がいいため
(Type Cは転送速度、互換性、充電速度にも優れている)
まとめ
クリアな音質でバランスもよく
綺麗な音を録ることができて
使いやすいダイナミックマイクでした。
またゲーム配信や音声配信などしたい人で
家、部屋の中で周りの環境が
気になっている場合には
かなり相性のいいマイクです。
また、なにかあれば追記します!
ひとまずレビュー終わり!