どうも!スズミチです。
全10回でお届けしている次世代ドローン「Antigravity A1」の長期レビュー。
第2回目となる今回は、
ドローンを大空へ飛ばすための準備編です。
「すぐ外で飛ばそう!」と行きたいところなんですが
100g以上のドローンを日本国内で飛ばすためには、
スマホアプリでの初期設定の他に
国土交通省にドローンの機体登録(DIPS)や、
飛ばす場所に応じた申請方法を理解しておく必要があります。
この記事では、Antigravity A1を例に、
ドローンの設定手順と法律・申請のルールを、
できるだけ分かりやすく徹底解説します。
これを読めば、合法的に安心して
フライトを楽しむ準備が完璧に整うと思います!
※この後にドローンの設定手順と
法律・申請のルールを記載していきますが、
法律やルールは日々変わっていきますので
最新の情報は自身で必ず読んで理解をして
安全に飛ばしてください。
(僕自身、皆さんの申請や飛ばすことまで責任は持てません笑)
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1. 日本のドローン法規制について(100g以上のルール)
まずは申請について説明します!
ドローンを飛ばすためには、
下記の許可が両方とも必要になります。
- 空の許可
日本国内では現在、重量が100g以上のドローンは
すべて「無人航空機」として航空法の対象となります。
Antigravity A1の標準モデル249g、
大容量バッテリーモデル291gもこれに該当するので
国土交通省のDIPS 2.0(ドローン情報基盤システム)の
登録が必要です。
- 陸の許可(※場所によって)
空の許可を得ても
ドローンを地面に置いて離陸させる陸の許可が必要です。
航空法では「人や建物から30m以上の距離を保つ」という
ルールが設定されていて
人口集中地区(DID)に設定されている場所では
30m以上を確保するのが難しいので
早朝の人がいない時間を狙うか、
国土交通省のDIPS 2.0にて
「人・物件から30m未満の飛行許可」を
事前に取っておくと安心です。
【絶対に守るべき基本ルール】
法律として絶対に守らなければいけないルールがあります。
下記のルールを破ると、50万円以下の罰金などが科せられる場合があります。
ドローンパイロットとして、法律は必ず遵守して楽しく飛ばしましょう!
- 飲酒時の飛行禁止
- 夜間飛行の制限(日出から日没まで)※申請をして承認があれば可
- 目視外飛行の制限(常に肉眼で機体を見る)※申請をして承認があれば可
- 人や物件から30m以上の距離を保つ ※申請をして承認があれば可
- イベント会場(催し物)の上空飛行禁止
- 空港周辺や、人口集中地区(DID地区)の上空飛行禁止
Visionゴーグルは「目視外飛行の制限」の対象
Antigravity A1のVisionゴーグルをつけて飛行する場合
「目視外飛行の制限」の対象になります。
下記のDIPS 2.0(ドローン情報基盤システム)の
「飛行許可・承認申請」から手続きを行い、
承認を得る必要があります。
申請方法は下記のDIPS 2.0(ドローン情報基盤システム)の
登録方法にて記載しています。
【重要】
VISIONゴーグルを買ってすぐには外で飛ばせません。
下記の2つの条件を満たす必要があります。
条件①:10時間以上の飛行実績が必要
国交省のルールでは、目視外飛行の承認を得るには
GPSなどの機能を使った通常の目視内飛行を
10時間以上経験していることが条件になります。
条件②:補助者の配置(または厳重な安全対策)
自分がゴーグルを被ると周囲が見えなくなるため、
ドローンを目視で監視し、危険があれば
パイロットに伝える「補助者(監視役)」を
横に立たせる必要があります。
電波法に関する確認 (日本では免許不要)※海外で5.2GHz帯、5.8GHz帯の使用は注意!
Antigravity A1の動作周波数として
日本国内でA1を日本で使う場合、
2.4GHzが自動的に選択されるので問題ございませんが…
(使用用途は空撮用ドローンに分類され2.4Hzを使用して飛行)
下記3つの周波帯があります。
- 2.400–2.4835GHz(2.4GHz帯)
- 5.150–5.250GHz(5.2GHz帯)
- 5.725–5.850GHz(5.8GHz帯)
5.2GHz帯、5.8GHz帯の海外での使用は
国ごとに規制が違うため
海外で飛ばす際は必ず確認してください。
【参考】世界のドローン法規制はどうなってる?
海外旅行にAntigravity A1を持っていきたい!という方のために、
主要国のルールもすごく簡単に紹介します。
※ルールは頻繁に変わるため、
渡航前は必ず各国当局の最新情報を確認してください。
アメリカ(FAA)
レジャー目的でも250g以上の機体はFAAへの登録と
「TRUST(安全テスト)」の合格が必須。
Remote IDの搭載も義務付けられています。
イギリス(CAA)
機体重量に関わらずカメラ付きドローンは登録が必須。
「Operator ID(操縦者ID)」と
「Flyer ID(飛行者ID)」の2種類の取得が必要です。
中国(CAAC)
実名での機体登録が必須。
北京などの大都市や重要施設周辺は非常に広範囲な
飛行禁止区域(ジオフェンス)が設定されており、
機体の電源すら入らないことがあります。
韓国(KOCA)
「Drone One-Stop」というシステムで管理されており、
250g以上の機体は登録が必要。
休戦状態というお国柄、軍事施設周辺の規制が極めて厳しく、
事前の撮影許可申請が必要なエリアが多いです。
2. DIPS 2.0(ドローン情報基盤システム)の登録方法
日本の法律に戻ります。100g以上のドローンを飛ばすには、
国土交通省の「DIPS 2.0」というシステムに機体を登録し、
車のナンバープレートのような「登録記号」をもらう必要があります。
また都心部にお住まいの人は
「人・物件から30m未満の飛行許可」(飛行許可・承認申請)を
取得が必要になります。
3. DIPSアカウントの作成
まずはDIPS 2.0の公式サイトにアクセスし、
「個人向け」のアカウントを作成します。
↓下記のログイン・アカウント作成にて
個人アカウントを作ります。

↓アカウント開設を押して作成します。

↓飛行ルールを必ず確認してください。

↓必要内容を記入してアカウント登録します。

↓アカウント登録されると登録メールに開設完了の連絡が届く

4. 機体情報(Antigravity A1)の登録
アカウントができたら「新規登録」に進み、
無人航空機の登録申請をします。↓

↓新規登録を行います。

本人確認情報を登録にあたり下記のどれかが必要です。
マイナンバーカード、免許証、パスポート、書類の郵送↓
※マイナンバーカードでの申請手数料が一番安い(900円)

↓使用する機器や型番を記載の上、進めます。
※ちなみに僕の場合Antigravity A1の使用のため下記
- メーカー名: Antigravity
- 型式名: DE001
- 製造番号(シリアルナンバー):製品の箱に記載のものを各
- リモートID有無:あり(内蔵方)
- 改造の有無:無し

↓Antigravity A1は下記に製造番号が書いてありました。

↓本人確認ができると手続きが完了します。

支払いと登録状況の確認
申請後に支払いを行います。
下記の申請状況確認のページに進みます。

↓下記の支払選択を押します。
※申請直後は反映していないので、
しばらく待つ必要があります。
(支払いが完了すると支払選択が空白になります)

↓僕はマイナンバーカードで申請したので
下記にて払いました!

機体登録と操縦者情報の登録
機体登録と操縦者情報も合わせて登録します。
※下記の「飛行許可・承認申請」にて必要になります。
↓機体登録を行います。

↓下記選択肢などを進める。

↓機体登録の後は操縦者の情報登録を行います。

↓操縦者の新規登録を行います。

↓操縦者と登録した機体を紐づけます。

「登録記号」を製品に貼る
完了した後、
無人航空機登録申請→所有者情報の確認/変更→詳細
を押すと「登録情報詳細」という画面が出るので
「JU」から始まる「登録記号」が発行されています。
これをテプラ等で機体に貼り付けます。

↓製品にテプラで貼りました。
Antigravity A1の場合 6mmがちょうどいいです。
※セキュリティ上、自分の登録番号を隠しています

5. 飛行許可・承認申請
都心部にお住まいの方は、だいたい陸の許可が必要です。
航空法では「人や建物から30m以上の距離を保つ」という
ルールが設定されていて
人口集中地区(DID)に設定されている場所では
30m以上を確保するのが難しいので
早朝の人がいない時間を狙うか、
国土交通省のDIPS 2.0にて
「人・物件から30m未満の飛行許可」を
事前に取っておくと安心なので、
僕は飛ばす場所全てに飛行申請を行いました。
※僕の場合Antigravity A1のVisionゴーグルを使用のため
「目視外飛行の制限」の対象となるのでチェックを付けて申請します。
↓飛行許可・承認申請を行います。

↓自身の飛ばすカテゴリーを判定してもらうため
設問に答えていきます。

↓自分の飛ばしたい場所の内容をチェックしていきます。

↓立入管理(飛ばしている場所に人が入ってこないか)
の情報などをチェックする。

↓僕はカテゴリーII Aとなりました。

↓その後は「飛行許可・承認申請」を行います。
各設問にチェックや入力をしていきます。

↓飛ばす期間や場所の質問に答えます。

↓自身の飛ばすエリアを設定します。
(結構、範囲指定などが直観的じゃなくて使いにくいです笑)

↓丸や四角など設定をしていきます。
※目視外飛行をする場合(VISIONゴーグルなど使用)
下記の「補助者等の配置」の設定も一緒に行います。

↓全て入力が終わると申請が出せます。

↓僕の場合、補正指示がきました笑。
住所など詳細情報を細かく入力する必要があります。

↓申請が通ると許可・承認書が発行され
申請の中で飛行することが可能です。

4. 特定の場所で飛ばすために…
DIPSに登録したからといって、どこでも飛ばせるわけではありません。
「ドローンの申請方法」で多くの人が勘違いしやすいのが、
「航空法(空のルール)」と「民法・条例(土地のルール)」は別物です。
「どうやって申請・確認すればいいのか」は
ガイドラインに飛行ルールが書いてあるので必ず読んでください。
※下記URLをコピペしてURLを打ち込むとページに飛びます。
https://www.mlit.go.jp/common/001303818.pdf
その他、各都道府県によっても規定が変わるため
自身の「市町村+ドローン」などで調べると条件が出てくるので
調べて、指定のルールで飛ばしてみてください!
まとめ
今回は、ドローンの簡単な法規制の説明
DIPS登録、そして特定の場所での申請方法まで解説しました。
個人的には、日本国内の都心部で飛ばすためには
相当な申請のだるさを感じながら
ドローン飛ばすことになるので覚悟が必要となります。
とは言え、車を動かすのにも免許が必要です。
一度登録や申請をして規定を理解してしまえば
楽しいドローンライフを迎えられると思いますので
頑張って進めてみてください!
ではでは準備は万端!……と言いたいところですが、
ドローンを大空へ飛ばす前に、
もう一つだけ知っておくべき重要なことがあります
それは「万が一、墜落させたり壊してしまったりしたら?」という不安への備えです。
そこで次回(第3回)は、
「ドローンでも安心?サポート体制・保険」について解説します。
僕が使うAntigravityの情報も交えながら紹介します!
Antigravity スプリングセール
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