どうも!スズミチです!
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は2024年にKTCから発売された
24.5インチモニターKTC H25B7 を使用したので
そのレビューをしていきたいと思います。
【先に結論】KTC H25B7
結論からお伝えすると、KTC H25B7は
「1万円台という驚きの価格で、普段使いから
ライトなゲームまで幅広くこなせる、コスパ抜群の万能モニター」でした!
👍 良かった点
✅コストパフォーマンスがいい
✅100Hzリフレッシュレートで、一般的な60Hzよりも滑らかな映像
✅IPSパネル採用で、発色が良く視野角も広い
✅1300:1の高いコントラスト比で、メリハリのある映像表現
✅ 目に優しいブルーライト軽減&フリッカーレス技術搭載
🤔 少し気になった点
⚠️ FPSゲームなどには不向き
⚠️付属スタンドの機能が最低限(チルト調整のみ)
⚠️ スピーカーは非搭載
⚠️端子類がHDMIとVGAのみ(DisplayPortなし)
先に結論を書きました。
詳細は下記目次の感想に記載しています。
KTC H25B7について
KTC H25B7とは、
コストパフォーマンスに優れたモニターを展開するブランド
KTCから発売された24.5インチのフルHDモニターになります。
主な特長は下記の通りです。
①最大100Hzのリフレッシュレート
一般的なオフィス用モニター(60Hz)よりも滑らかな
100Hzのリフレッシュレートに対応しているので
Webページのスクロールや動画視聴、
ライトなゲームプレイがより快適になります。
②IPSパネル搭載&高コントラスト
発色が鮮やかで視野角の広いIPSパネルを採用。
さらに、一般的なIPSパネル(1000:1前後)よりも高い
1300:1のコントラスト比を実現しており、
黒の表現力が増し、メリハリのある映像を楽しめます。
③目に優しいアイケア機能
長時間の作業や動画視聴でも目が疲れにくいよう、
画面のちらつきを抑えるフリッカーフリー技術や、
ブルーライト軽減機能を搭載しています。
④Adaptive Sync対応
ゲームプレイ時の映像のカクつき(スタッタリング)や
ズレ(ティアリング)を抑えるAdaptive Syncに対応しており、
よりスムーズな映像体験をサポートします。
⑤VESAマウント対応
100 x 100mmのVESAマウントに対応しているため、
付属のスタンドだけでなく、モニターアームに取り付けて
使用することも可能です。
KTCってどこの国のブランド?
今回ご紹介するゲーミングデバイスブランドの
KTC(Key To Combat)は、中国・深センに拠点を置く、
2022年に設立された会社です。
彼らの理念は、「究極のゲーミング体験を、より多くの人に」。
長年、大手ディスプレイメーカーのOEM(他社ブランドの製品を製造すること)を
手掛けてきた実績と技術力を背景に、自社ブランド「KTC」を立ち上げました。
その最大の特徴は、中間マージンを徹底的に排除することで、
大手ブランドに匹敵する高品質なパネルや部品を使いながら、
衝撃的な低価格を実現している点です。
KTC H25B7 の主な特徴とスペック
まずはKTC H25B7がどんなモニターなのか、
基本的なスペックと付属品を一覧でチェックしておきましょう。
入力端子はHDMIとVGAという構成で、
少し古めのPCにも接続しやすいですが、
最新のゲーミングPCで主流のDisplayPortは
搭載していない点には注意が必要です。
スピーカーも非搭載なので、
音を出すには別途外部スピーカーやヘッドフォンが必要です。
| パネルサイズ | 24.5インチ ワイド |
|---|---|
| パネルタイプ | IPS(ノングレア) |
| 最大解像度 | FHD (1920 x 1080) |
| リフレッシュレート | 最大 100Hz |
| コントラスト比 | 1300:1 |
| 視野角 | 水平178° / 垂直178° |
| 入力端子 | HDMI 1.4 x 1(1920×1080 @100Hz) VGA x 1(1920×1080 @75Hz) |
| 出力端子 | オーディオ出力 (3.5mmジャック) x 1 |
| スピーカー | なし |
| スタンド機能 | チルト(傾き調整)のみ |
| VESAマウント | 100 x 100 mm 対応 |
| 同期技術 | Adaptive Sync |
| その他機能 | ブルーライト軽減, フリッカーフリー |
KTC H25B7の開封と外観
↓購入した箱です。

↓モニターです。

↓中身はこんな感じです。

内容物
- モニター本体
- スタンド台座、
- HDMIケーブル
- 電源アダプター
- マニュアル類
- 台座固定ネジ+ドライバー
HDMIケーブルが付属しているので、
買ってすぐにPCやゲーム機と接続できます。
※VGAケーブルは付属していないので、
必要な場合は自身で用意してください。
外観
↓正面(手垢が付いています笑)

↓モニターの厚み

↓接続端子はHDMI、VGA、ヘッドホン端子があります。

↓中心部背面の箇所にスティック型の
スイッチが付いていて
各種モニター設定をすることができます。

KTC H25B7を使ってみた
画質と発色について
IPSパネルを採用しているため、発色は綺麗です。
色が鮮やかで、写真や動画も綺麗に表示されている印象です
視野角も広いので、斜めから見ても色が変わりにくく、
複数人で画面を見る際にも便利です。
コントラスト比については
一般的なIPSパネル(1000:1)よりも高い1300:1を実現していて
これにより黒色がより引き締まって表示され、映像にメリハリがあるイメージなので
映画鑑賞などでも、暗いシーンの階調表現が豊かに感じられます。
リフレッシュレートと使用感(仕事・動画・ゲーム)
最大100Hzのリフレッシュレートに対応しています。
一般的な60Hzのモニターと比べると、
1秒間に表示されるコマ数が1.6倍以上になるため、
映像がより滑らかに感じられます。
【仕事・普段使い】
Webページのスクロールやウィンドウの移動、
Wordやexcelなので画面も移り変わりも画面が滑らかになり、
目が疲れにくく感じます。
ブルーライト軽減やフリッカーフリー機能もあるので、
長時間のデスクワークにも向いている印象です。
【動画視聴】
YouTubeやNetflixなどの動画視聴でも、
動きの速いシーンがよりスムーズに表示され
IPSパネルの鮮やかな発色と相まって、快適でした。
【ゲーム】
Nintendo SwitchやPS4などの60Hz出力のゲーム機では、
60Hzモニターと同様の滑らかさになりますが、
PCゲーム、特にAPEXやVALORANTのような競技性の高い
FPSゲームをガチでやりたい場合は、
より高リフレッシュレート(144Hz以上)のモニターの方が向いているので
ライトにゲームをする人向けのモニターと感じました。
操作性と機能面
モニターの設定は、背面にあるボタンで行います。
ボタンの配置やメニュー構成はオーソドックスで、
特に迷うことなく操作できました。
スタンドに関しては、上下の角度調整(チルト)のみ対応しています。
高さ調整や左右の首振りはできません。
自分好みに目線に合わせるためには途モニターアームが必要かと。
※VESAマウント(100x100mm)に対応しているのでモニターアームも使用可
またスピーカーが内蔵されていないので
音声を聞くには、PCやゲーム機に直接スピーカーやヘッドフォンを接続するか、
オーディオジャックに外部スピーカーやヘッドホンを接続する必要があります。
感想 -スズミチ切り!-
僕がKTC H25B7を使って感じたリアルな感想を、
「よかった!」ところと「少し思うところ」に分けてご紹介します。
【よかった!】
- 👍 1万円台でこの性能はコスパがいい。
- 👍 100Hzリフレッシュレートで、普段使いやライトなゲームが快適。
- 👍 IPSパネル+高コントラスト(1300:1)で、映像が綺麗でメリハリがある。
- 👍 シンプルなデザインで、どんな場所にも置きやすい。
- 👍 VESAマウント対応で、モニターアームが使える。
【少し思うところ】
- 🤔 FPSゲームをプレイしたい人とは相性が良くない
- 🤔 スタンドの調整機能がチルトのみ(高さ調整不可)。
- 🤔 スピーカーが非搭載なので、別途用意が必要。
- 🤔 入力端子にDisplayPortがない(HDMIとVGAのみ)。
【よかった!】ところを深掘り
👍 なんといっても価格!1万円台でこの性能はコスパ抜群。
価格が1万円台で、IPSパネルで、リフレッシュレートが100Hz。
とりあえず使えるモニターが欲しいけど、
画質が少しでも綺麗なものがいい人のオススメです。
👍 100Hzリフレッシュレートで、普段使いやライトなゲームが快適。
60Hzからのステップアップとして、
100Hzは体感しやすい違いがあるかと思います。
マウスカーソルの動き一つとってもスムーズに感じるので、
PC作業全般の快適性が向上します。
ライトなゲームをプレイする場合でも十分に選択肢に入ります。
【少し思うところ】を…正直に!
🤔 入力端子にDisplayPortがない(HDMIとVGAのみ)。
PCゲームをやる人にとっては
DisplayPort端子が主流になりつつあるので、
HDMI、VGA端子しか使えないのは少し不便に感じるかもしれません。
しかしながら古いPCやノートPCの外部出力用として使っている人には
画質を綺麗に出せるので良かったりします。
🤔 スピーカーが非搭載なので、別途用意が必要。
モニターから音が出ないので、YouTubeを見たりゲームをしたりする際には、
必ず外部スピーカーやヘッドフォンが必要です。
KTC H25B7 はこんな人におすすめ!
使ってみて、KTC H25B7は以下のような方に
特におすすめできるモニターだと感じました。
こんな人におすすめ
- ✅ とにかく安くて、画質が良いモニターが欲しい人(コスパ重視)
- ✅ テレワークや普段使い用に、目が疲れにくいモニターを探している人
- ✅ 60Hzよりも少し滑らかな映像で、ライトにゲームを楽しみたい人
- ✅ サブモニターとして手頃な価格のものを探している人
こんな人には向かないかも
- ❌ FPSなどをガチでプレイする競技志向のゲーマー(144Hz以上推奨)
- ❌ モニター本体から音を出したい人(スピーカー非搭載)
- ❌ DisplayPort接続が必須な人
- ❌ スタンドでの高さ調整機能が必要な人
まとめ:KTC H25B7
今回は、KTC H25B7のレビューをしました。
結論として1万円台で買える、
仕事も遊びも快適な高コスパ万能モニターと言えます。
突出したスペックはありませんが、
IPSパネルによる綺麗な映像、100Hzによる滑らかな動き、
目に優しい機能など、普段使いに求められる要素をバランスよく、
しかも驚きの低価格で実現しています。
・初めてモニターを買う
・古いモニターから買い替えたい
・サブモニターが欲しい
といった幅広いニーズに応えられる一台です。
予算を抑えつつ、快適なPC環境を構築したい方は、
ぜひチェックしてみてください!
ではでは、また。

