皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕は100種類以上のゲーミングデバイスや
ガジェット関係を使用して
レビューしているスズミチと申します。
今回は2022年6月3日に
SONY(ソニー)から発売された
Link Buds Sを使用したので
そのレビューをしていきたいと思います。
先に結論!
・音の分離感がよくバランスが取れたサウンドで
専用アプリにてイコライザ設定が可能
・小型軽量
・ノイキャン、外音取り込みに性能がよくて
その他にも機能が豊富!
・ワイヤレス充電は非対応
・音質だけを求めるならWF-1000XM4を買え!
先にざっくり結論を書きました。
詳細は下記目次の感想に記載しています。
SONY LinkBuds Sについて
LinkBuds SとはSONYから
2022年6月3日に発売された
Bluetoothワイヤレスイヤホンになります。
主な特長は下記の通りです。
①小型ながら迫力のあるサウンド
LinkBuds Sは小型ながら
迫力のある低音と
透き通ったボーカルを再現し
様々なジャンルの
楽曲の魅力を惹き出します。
また豊かな中音域は音楽だけではなく
映画や音声ラジオなどのコンテンツも
クリアに聴こえます。
②LDACハイレゾ高質+LE Audio
LDACに対応している機器なら
ハイレゾコンテンツを従来の
Bluetoothオーディオの最大約3倍の
情報量で伝送できるので、
原音の細かい表現まで
忠実に再現することができます。
またAIにより最適なハイレゾ級の
臨場感をもたらすDSEE Extremeの機能も
アプリ内で設定が可能です。
また2022年内のアップデートで
高品質、低遅延の次世代Bluetooth規格の
LE Audio(LC3)の新コーデックにも
対応予定となっています。
ちなみにiPhoneなどの製品は…
iPhone等のApple製品はLDAC非対応です。
※別売りでトランスミッターを購入すれば
LDACの使用は可能です。
Apple社がLDAC機能を使用するには
SONYとライセンス契約を結んで
専用チップを機器に入れる必要があります。
またApple社は自社のコーディック(AAC)を
使用していることもあるので
LDACの導入は現段階では見送っています。
今後もアップル製品は経営方針が
変わらない限り対応はしないと考えます。
③専用アプリでイコライザ設定などが可能
専用アプリHeadphones Connectを使えば
RelaxedやBass Boostなど
8種類のプリセットや
自分自身でイコライザー設定が可能です。
また360 Reality Audio※や
DSEE Extremeの音質面のものから
イヤホンのタップ設定や
外部アプリとの連携、
声を発した瞬間に音が止まる
スピーク・トゥ・チャット機能の設定や
ノイキャンや外音取り込み設定などもでき
幅広く機能を使用することができます。
※360 Reality Audio
全方位に広がる音に包まれるような
立体的な音が楽しめる機能です。
④外音取り込み/高性能ノイキャン機能
音楽を聴きながら周囲の音も聞こえ
20段階で効きを設定できる
外音取り込みモード(アンビエントサウンド)と
フラグシップモデルの
WF-1000XM4と同じチップの
高性能ノイズキャンセリング機能を
搭載しているので音楽や映画などを
高い没入感で楽しむことができます。
また使用環境に応じて
自動で切り替えられる
アダプティブサウンドコントロールにも
対応しています。
⑤長時間装着しても快適な設計
ノイキャンとハイレゾ対応の製品の中では
世界最小最軽量の設計で、
耳から飛び出す量を抑えることで
イヤホンの重心が頭に近く、
安定した装着性を実現しています。
また耳の複雑な凹凸にも
干渉しにくい形状になっており、
長時間装着しても快適に使用ができます。
⑥高い通話品質
イヤホンの内側と外側に付けられたマイクは
高度な音声信号処理を行い、
高い通話品質を実現していて
AIによる機械学習アルゴリズムで
周囲の環境ノイズを抑え、
クリアな音質で話すことができます。
⑦風ノイズの低減構造
ノイキャンや外音取り込み中の
風ノイズを最小限に抑えるため、
内部マイクを包むメッシュを採用していて
風が強い中でも快適に過ごすこと出来ます。
⑧バッテリー性能と
ノイキャンON時は最大20時間使用できる
ロングバッテリーと
5分の充電で最大1時間使用できる
急速充電にも対応しています。
また雨や汗を気にせず楽しめる
IPX4相当の防滴性能のイヤホンです。
⑨最大8台までのマルチペアリング
AndroidでもiPhoneでもPCでも
マルチペアリングが可能で
最大8台までの機器とペアリングできます。
⑩マルチポイント対応
22年11月18日のアップデートで
マルチポイント接続※が
使用できるようになります。
またLDAC接続での
マルチポイント接続可能です。
※同時に2台接続が可能で
仮にスマホ2台接続をしておけば
着信の時でも切替設定をしなくても
使用ができます
⑪片耳使用
左または右どちらか片方を
充電ケースにしまったままでも、
片側だけで音楽や通話で
使用することができます。
⑫カラーバリエーション
カラーバリエーションは
ブラック、ホワイト、エクリュの
3種類から展開されています。
※今回レビューするものはエクリュになります。
⑬その他
細かい内容が気になる方はSONYの
公式ページを見てみてください。
スペック
SONY LinkBuds Sの開封と外観
↓外観です。
↓中身はこんな感じです。
内容物
・イヤホン本体
・充電ケース
・交換用イヤーチップ(全部で4種類)
・充電ケーブル約0.2m(USB )
・説明書
外観
外観を見てみましょう!
↑外側にはメッシュ状のマイクが付いています
↓黒い部分は装着を検知するセンサー
↓イヤホン各アングル
↓充電ケース各アングル
↑素材はプラスチックと思われる。
↓充電ケースの中
↓付属の充電用ケーブル約0.2m
(USB Type C – USB Type A)
↑イヤーチップは全部で4種類付属。
↓重量を測ったら下記の通りです。
↑イヤホンのみ:9g
↑ケースのみ:33g
↑イヤホン+ケース:42g
SONY Headphonesを使ってみた
専用アプリをインストールすると
イコライザ設定や
スピーク・トゥ・チャット、
ノイズキャンセリング、
外音取り込みモードなど
設定することが可能です。
ペアリング方法は
①ケースにイヤホンを入れ閉じる
②ケースを開ける
③ケースの丸いボタンを5秒長押しする
④接続したい端末のBluetooth画面で接続
上記にて接続が可能です!
↓アプリをダウンロードして
セットアップします。
↓アダプティブサウンドコントロール、
チュートリアルの画面
↓サウンドの項目。イコライザや
ノイキャン設定などが可能です。
↓システム画面とサービス画面。
各種設定ができます。
感想-スズミチ切り-
よかった!
・音のバランスがよく分離感がいい
また、アプリでイコライザ設定もできる
・小型で軽量で耳に付けていても重さを感じにくい
・ノイズキャンセリングの性能が高い
・外音取り込み機能の強さが調整できていい
・その他、機能面が豊富
・急速充電が便利
少し思うところ
・ワイヤレス充電に対応してほしかった
SONY LinkBuds Sの感想は上記の通り。
音質
高音~低音まで
音のバランス、分離感がよく
音がはっきりと聴きやすかったです。
また専用アプリにて
イコライザ設定ができるので
プリセットや自分好みの音を
作ることができるので便利でした。
マイク音質
マイク音は音質がよくクリアに聴こえ
声質が高い人も低い人も
綺麗な音を拾ってくれます!
(安いイヤホンのマイクの場合、
低い声だとこもった音になりますが
LinkBudsはクリアに聴こえました)
ロードバイクに乗ってマイクを使ってみた
風切り音チェックのため
ロードバイクで時速30kmで
多摩川の土手を走行しました。
■SONY LinkBuds S
時速30kmで走行しましたが
風切り音を抑制しようと
通常の音声も途切れるという結果に…。
よほど大きな声で喋らない限り
声を拾ってくれないので
ランニングや街歩きなどの使用では
問題なく綺麗に聴こえますが
高速で移動して使うには不向きです…。
ちなみに…
下記イヤホンも時速30kmで使用しました。
■BONX GRIP
■Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro
■Audio-technica ATH-CKS50TW
■SONY WF1000XM4(風切り音低減モード)
使いごごち
耳にスッポリ収まるくらいの大きさで
軽量なので、耳に付けていても
重さを感じにくく長時間の使用も
疲れにくく使いやすかったです。
機能面
専用アプリにて
ノイズキャンセリング、外音取り込み、
スピーク・トゥ・チャット、
DESS Extreme、360 Reality Audio、
外部アプリとの連携など
幅広い機能が使えて
すごく便利なイヤホンです。
ノイキャン性能も効きがよくて
外音取り込み機能も
20段階で強さの調整できるので
1つ1つの機能が
しっかりしている印象を受けました。
またケースはワイヤレス充電が
できないのは残念でしたが
5分の充電で最大1時間使用できる
急速充電が対応しているので
とっさの充電切れにも
すばやく対応できるイヤホンです。
SONY製の他モデルとざっくり比較
SONY LinkBudsは耳部分が
空いている開放型イヤホンなので
外の音をちゃんと聞きたい人には
オススメではありますが、
音をがっつり聴きたい人は
今回レビューのLinkBuds Sの方が
オススメです。
WF-1000XM4は
SONYのフラッグシップモデルで
より音質よく分離感がいいので
音質を求めるなら
こちらの方がオススメです。
またワイヤレス充電ができます。
(価格は高いですが…)
まとめ
高音質で音の分離感がいいイヤホンでした。
専用アプリにてイコライザ設定や
ノイキャン、外音取り込みなど
多機能で使いごごちもいいです!
しかしながら音質のみで考えるなら
フラッグシップモデルの
WF-1000XM4の方がオススメと感じました。
また、なにかあれば追記します。
ひとまずレビュー終わり!