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【Razer Kraken V3 Xのレビュー】コスパ最強は本当?FPSでのサウンドなどの実力を徹底検証!【レイザー】

どうも!僕は100種類以上のゲーミングデバイスや
ガジェット関係を使用してレビューしているスズミチと申します!
今回は「Razer Kraken V3 X」を使用したので
そのレビューをさせていただきます。
忙しいゲーマーの人たちのために、まず結論から!

先に結論!

・軽いヘッドセットが欲しい人! (285g)

・クリアなマイク音質を求める人! (VCでのコミュニケーションが快適に)

・PCでの利用がメインな人! (7.1サラウンドやChroma RGBをフル活用できる)

・コスパを重視しつつ、有名ブランドの安心感が欲しい人!

・FPSガチ勢で、音の定位感を極めたい人 (低音が強めなので、好みが分かれるかも)

・PS5やSwitchなど、コンソール機で多用したい人 (一部機能制限あり)

 特に、わずかな反応速度の差が勝敗を分ける

一言でいうと「USB接続のエントリーモデルとしては、驚異的な完成度」。

特に軽さマイク性能は、この価格帯では頭一つ抜けています。
FPSもカジュアルに楽しむ分には十分すぎる性能です!

Razer Kraken V3 X ってどんなヘッドセット?

まずはRazer Kraken V3 Xの特長を見ていきましょう。

①超軽量設計 

長時間のゲームプレイでも疲れ知らず。
285gと軽量でマラソンのように続くセッションでも快適性を維持します。

②Razer™ TriForce 40mm ドライバー

特許取得済みの設計で、高・中・低の各音域を個別に調整
豊かでパワフル、没入感のあるサウンドを実現します。

③7.1 サラウンドサウンド

Windows 10 64-bit限定ですが、正確なポジショナルオーディオで
ゲーム内の音の位置を正確に把握。敵の足音、銃声の方向を逃しません。

④Razer™ HyperClear カーディオイドマイク

周囲のノイズを拾いにくい単一指向性マイク
声をクリアにボイスチャットなどで音を届けます

⑤Razer Chroma™ RGB 対応

1,680万色のカラーオプションと多彩なライティングエフェクトで、
自分だけのヘッドセットにカスタマイズ可能です。

⑥便利なオーディオコントロール

左イヤーカップマイクミュートボタンと音量スライダーを搭載
ゲーム中でも素早く直感的に操作できます。

Razer Kraken V3 X のスペック

気になる詳細スペックをまとめました。
項目 仕様
周波数特性 12 Hz ~ 28 kHz
インピーダンス 32 Ω (1 kHz)
感度 103 dBSPL/mW、1 kHz
ドライバーサイズ 40 mm
ドライバーの種類 Razer™ TriForce ドライバー
イヤーカップ ハイブリッド素材 (布 + レザーレット)
イヤーカップ内径 60 mm x 40 mm
接続方法 USB Type-A
ケーブル長 1.8 m
概算重量 285 g
マイクのスタイル 折り曲げ可能な HyperClear カーディオイドマイク
マイク周波数特性 100 Hz ~ 10 kHz
マイク感度 (@1kHz) -42 ± 3 dB
バーチャルサラウンドエンコーディング 7.1 サラウンドサウンド (Windows 10 64-bit のみ)
対応OS PC, PS4, PS5

開封・外観をチェック

ではRazer Kraken V3 Xを開封していきます!
Razerのパッケージはいつも黒と緑を基調としていて、 ゲーマーの心をくすぐりますね。

内容物

付属品は非常にシンプル。USB接続なので、
ごちゃごちゃしたケーブル類がないのが嬉しいポイントです。

  • ヘッドセット本体
  • 説明書
  • Razerロゴステッカー。

外観

色々と外観をみていきます。

 

本体を手に取ってみた感想としては軽い

スペック上は285gですが、体感だと軽く感じます
デザインはKrakenシリーズを踏襲しつつ、より洗練された印象。
イヤーカップのRazerロゴがChroma RGBで光るのが、
使っている上で所有感を満たしてくれます

 

ヘッドセット左後ろ部分にはマイクのON、OFFスイッチ

音量調整ダイヤルが付いています。

マイクは取り外しはできないのですが、

ぐにゃぐにゃ曲げることができて不要な時は曲げて コンパクトにすることも可能です。  

ヘッドセットの頭部(上) RAZERのロゴが書いてあります。

 

ヘッドセット頭部(下)

レザー素材でクッション性もあり柔らかいです。

 

イヤーカップ部分(約60.0mm×40.0mm)

そこそこの深さがあり約20.0mmちょっとの深さでした。

 

長さ調整は下記のような範囲で調整可能です。

※おそよ30.5mm

 

接続はUSB接続のみですが、接続はシンプルで使いやすい。

実際に使ってみた!FPSでの実力は?

実際にRazer Kraken V3 XをPCに接続してゲームを一通りプレイしました。
基本的にはUSBを挿すだけでドライバーが自動でインストールされ、
すぐに使える手軽さが便利です。  
音質としてはKraken特有の低音の鳴り
低音の迫力がありゲームへの没入感を高めてくれました

…しかしながら低音が効いている反面、
低音が強すぎて 他の音が若干聞きにくい場面もあるので状況によっては
下記の専用ソフトをインストールしてイコライザ設定をするのがオススメです。  
 

APEX LEGENDS

VALORANT

 

Monster Hunter Wilds FPSではないと音が聴きとりやすく使いやすかったです。

 

専用ソフト Razer Synapseを使ってみた

専用ソフトのRazer Synapseをインストールすれば

ヘッドセットのイヤーカップ部分のライティング設定が可能です。

 

別売りのマウスやキーボードと合わせて設定することもでき

同じカラーや光らせ方など自分好みに設定することができます。

7.1ch バーチャルサラウンド設定

Razer Synapse経由では7.1 SURROUND SOUNDを設定すれば

7.1chバーチャルサラウンド化することができます

(音の強弱をつけてソフト内で7.1chのようなサウンドにすることができる)

 

しかしながら近年ではTHK SPATIAL  AUDIOというアプリもあり

こちらを使用すれば同様に7.1chのバーチャルサラウンド設定もできます

他のイヤホンやヘッドセットでも設定することができオススメです。

 

ゲームなどでサウンド設定ができます

 

イコライザ設定も可能で自分好みの音を チューニングすることも可能です。

 

7.1chバーチャルサラウンドの設定

どの程度、近くで音が鳴っているように聴こえるか設定できます

感想 -スズミチ切り!-

さて、ここからは僕の独断と偏見で、
Razer Kraken V3 Xの感想をまとめました。

【よかった!】

  • 軽量で長時間付けていても疲れにくい!
  • 価格以上のクリアなマイク音質
  • カスタマイズ性の高いRazer Synapse
  • 専用ソフトで7.1chバーチャルサラウンド化
  • 専用ソフトで自分好みにサウンドに設定できる

【少し思うところ】

  • デフォルトの音質は低音寄り(FPSには要調整)
  • コンソール機では機能制限あり(音量調整など)
  • USB-A端子のみで、3.5mmジャックは非対応
  • PS5では一部機能が制限?

音質

一言で言えば「パワー型ドンシャリ系のゲーム向きサウンド」で

世界観に浸れるタイプのゲームとの相性はいいです。
プレイするゲームのタイトル、好みにはよると思いますが 競技性の高いFPSでは、
デフォルト設定だと足音などの重要な音が
低音の効きが強さで若干邪魔で他の音に埋もれがちなので
専用ソフトでイコライザー調整をして自分好みに音に
チューニングするのがオススメです。
 
低音の迫力があるので無難に映画や音楽でも使用することができます
デフォルトの音の傾向は、低音寄り、こもった感じの音になるので、
ゲームと映画や音楽で、音の設定を変えてみるのがいいかと個人的には考えます。

マイク性能

音質面は特に不満はなく、この価格帯であれば無難に使えるマイク性能です。
ノイズが少なく、非常にクリアな音質で使用でき

ボイチャットやWeb会議などのマイクでも問題なく使えます。

…しかしながら高音質ではないかなと感じます。

機能

PCで使うなら7.1バーチャルサラウンド、イコライザー、Chroma RGBと
機能が豊富で特に7.1バーチャルサラウンドは、
有効にすると 音の空間がグッと広がり、ゲームの臨場感が増します。  
その他に、左イヤーカップ後ろにはマイクのON、OFFボタンと
音量調整ダイヤルが付いているので物理的に触りやすく
直観的に操作ができて便利です。

付け心地

ヘッドバンドのクッションは柔らかく側圧も普通~弱めぐらいで、
285gと軽量なので数時間つけっぱなしでも
首や肩への負担は少なく長時間のゲームにオススメです。
イヤーパッドは布とレザーのハイブリッドで肌触りが良く、
通気性も確保されていて、メガネとの干渉も少なく使いごごちがよかったです。

その他

接続がUSB-Aのみという点は、
人によってはデメリットかもしれません。
MixAmpGameDacなどのサラウンドアンプを使いたい方や、
スマホやSwitchの3.5mmジャックに接続したい方は
使用ができないので注意が必要です。
また、PS5等では本体の音量調整が機能しないなど、
PCでの使用が前提とされている部分がありますので
使用者を結構選ぶヘッドセットだと感じます。

まとめ

Razer Kraken V3 Xをレビューしました!
結論として「PCゲーマーの軽量で高コスパエントリーヘッドセット」でした。
特に軽さクリアなマイク音質は、同価格帯ではコスパを感じました
デフォルトの音質は低音寄りでFPSゲームをプレイするのには
自分好みの設定は必要かもしれませんがそんな調整も楽しみの一つかと感じます。
Razerというブランドの安心感と、Chroma RGBで光る所有感を、
この価格で手に入れられるのは大きな魅力なので 気になった方は、
ぜひ下のリンクからチェックしてみてください!
 
それではまた、次の記事でお会いしましょう!スズミチでした!
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